天国までの100マイル

ちょっと前だけど、読みました。


今更なのだろうか。なんか映画化されてた気もするけど…。


昔から本を読む事は好きだったのに、硬派な本は全く読まず、小学生の頃から偉い人の伝記(宮本武蔵とか聖徳太子とか…マイルスのは読んでないや。残念!)とかSF小説とかライトノベルとかNewtonとかエッセイとかばっかり読んでたので、未だに小説が大好き!
小説の良いところは、文字を追うごとに映像が浮かぶところ。
「目に浮かぶよう」という表現通り、本当に映像が浮かび上がってくるのですよ。
でも硬派な本(例えば法律書!)はそれが無くて。
ただ白い紙と黒い文字を追うだけ。
物語を読んでいる時は、目はもちろん文字を追っているのだけれど、それと同時に感覚器官を飛び越えて脳にダイレクトに映像が浮かんできます。それが楽しい。
でもジャンルによっては硬派な本でも映像が浮かんでくるんですよね。
例えば宇宙科学の本とか、遺伝子の本とか、歴史の本とか。
恐らく幼い頃に、脳の中のそういった特定のジャンルの情報を処理する分野と映像を司る分野が結びついたんでしょう。


話がそれた。
偉そうに語ってみたものの、実は毎日小説漬け、という訳ではなく。
基本的に電車が嫌いな僕としては電車に乗っている時間には何か読んでいないと気が済まなくて、いつも何か活字を持ち歩いているのですが、たまたま手持ちが無く、しかも30分以上電車に乗る時とかにふらっと本屋で面白そうな文庫を買う、って感じです。
一日2〜3冊は読んでいた小・中学生の頃とはえらい違いだ。えっへん。オトナは忙しいのだよ。


そんな訳で「天国〜」も暇つぶしに買ったのです。
浅田次郎氏の「プリズンホテル」を読んだのがきっかけと言えばきっかけ。
氏の文章はテンポがよく、ストーリーも面白いのでさくさく読める本として重宝してます。


内容は伏せますが、読んだ後思わず母に電話してしまいました。


いつまでもというわけには行かないけれど、とりあえず一人前になるまでは元気でいてね、おかあさん。



あ〜また後半だれた。
ここで気張って書けば来年あたりの自分は喜ぶんだろうけど。
いいや!



最近耳から妙な液が垂れる程聞いている曲より。



Just friends, lovers no more
Just friends, but not like before
To think of what we've been and not to kiss again
Seems like pretending
It isn't ending
Two friends drifting apart
Two friends but one broken heart
We loved, we laughed, we cried
And suddenly love died
The story ends and we're just friends


別に失恋した訳でもなく、僕今は(正しくは「も」)独り身なんだ的なフリでもなく、単純に昔の事を懐かしんでいるのです。
未練があるから、吹っ切れないから、忘れられないから、思い出は美しい。


あの頃を思い出せば心は初恋のまま。


あなたがくっさいババアになろうが、セイウチと見紛うデブになろうが、ヤク中になってくたばろうが、どっかのオッさんと所帯を持とうが、想いを確かめ合わなかったからこそ妄想の世界でばしゃばしゃ泳げるのさ〜。
だって僕はアキバ系〜♪
ろくな人生歩めない〜♪





もえもえ〜♪