うっそーん

また4日も空いてしまった。


最近遅寝遅起が定着しとるよ。
しすぎとるよ。


コンクール、銀賞でしたー。
県大会には行けず。残念。
まあ曲が難しかったので、しょうがない。
バスクラの子はうまかったんだけどなー。


最近思うこと。
中学の一時期を除いて部活っ子だった僕としては、昔からとても疑問に思っていることがあったのです。
それは、帰宅部の人は帰って何をしているんだろう、ってこと。


中高の時は、授業で寝て、部活を頑張って、疲れてるから家で寝る。基本的にはそういう生活が延々と続いていました。
もちろんテストや学園祭、運動会といったイベントでそれ以外のことをやっていることもあったのですが、何もないふつうの日は僕は部活が中心でした。
だからそういう「ふつうの日」に帰宅部の人が何をしていたのかすごく気になるのです。


本を読んでいた人もいるし、勉強していた人もいるし、ぼーっとしていた人もいるんでしょう。
時々思うのが、自分はサークルをやっていなければ何をしていたんだろう、何をしているんだろうということ。


散歩とかするのかね。
本を読むかもしれない。


でも自分で自分の予定を立てるのってすごく難しそうだなあ。
なーんにもしなさそう。
昔は部活があって、今はサークルがあるから自分以外のものが自分の予定を立ててくれるし、それに従って自分も予定を立てていくんですよ。
そして忙しくなっていくわけですよ。


たまに本屋で感じる、「ここにある本全部読んでみたい」という欲求や、電車に乗っていて感じる、「いつもとは違う駅で降りてぶらぶらしてみたい」という欲求や、ふと思いついてしまう、「一人で一年くらい世界を旅してみたい」という欲求。
そういうことを思いつけるだけ幸せなのでしょうか。
そういうことを、何もかも、大学も、友達も、サークルも、(試験も)全てかなぐり捨てて実行したら、何が見えるんだろう。
そういうことを、今自分がおかれている境遇を冷静に見つめて、夢物語にしてしまう瞬間、何か失ってるんじゃないのかな。


そういう、「今しか出来ないこと」はやっぱり今しか出来ないんだろうな。
それをやらないのは、しょうがないと言ってしまうのは、逃げているんだろうなー。


でも、ここで音楽を止めてしまうと、区切りがつかないんだよね。
ぜーんぶむだ。
中学の頃から時間がとまったまま。
このまま大人になってしまえばたぶんう○こみたいな人間になる。

たぶん今の自分は、初めてクラリネットを手にしたあの時から自分の時間を質屋さんに預けたまま。
毎年質屋さんに「ごめんなさい、もう一年預けさせてください」といって時間を置いていく。
そうして溜まっていった質草を、いつか返してもらわないといけない。
最高の演奏をして、質屋さんににっこり笑ってもらって返してもらわないといけない。


そうすれば、僕の時間はあったような無かったような時間から、あった時間になるんだろうな。




今回のコンクールで引退する後輩たちは、時間を返してもらえたかな。まだ預けるのかな。返してもらわないまま行ってしまうのかな。
返してもらえればいいな。いいなったら。