明日はテスト

勉強してますよ。
勉強しながら、つくづく理系に行けば良かった気がする。
理系の友人の話だと理系のテストは完全に理解不可能かやれば出来るかのどっちかが多いって感じらしい。


そりゃそうだよね。
だって答えが一つの学問だもん。
でも、文系科目って、むっか〜しから思ってたんだけど、「言い訳の科学」な気がする。
人間の行動を扱う分野である以上、絶対の理論や定理は作れないわけで、そうなるとあちこちから色んな説が出てきて、お互いをけなし合う。
でも正解は一つじゃないから、正義の味方理論が有象無象をやっつけてくれないのよね。


で、そんな文系科目が何を目指してるのかというと、ずばり「言い訳」。
複雑な社会現象に対して、色んな観察を試みても、「絶対」という言葉を論理展開に挟めない。
だから、「あんたそれホント?」って言われた時に、「いや、こうこうこういう考え方をしてみるとそうなるんじゃない?」という言い方しかできない。
「あんたはああ言ったけど結局こうだったじゃん!」って言われた時に、「おかしいな〜。あの考えだとああなるはずなんだけどな〜」という言い訳しかできない。


要するにどれだけ「科学っぽさ」を導入できるかで文系科目の「理論」の価値が決まってくるんだと思います。


科学万能の世の中、後ろ盾に「科学くん」がいればみんな「はは〜」ってするので。
科学的な論理展開をしている説にはみんな「ふ〜ん」って頷いてくれるから。
よりどころとしての科学、言い訳するための科学。
例えば法律の分野で、「この判決はおかしいんじゃない?」って言われても「科学的な手法に基づく法学分析によればその結論が妥当なのだ!」って言い訳ができるでしょ。
経済学なんて経済のことばっかり研究してるんだから、不況とかも予測できそうなもんなのに。
不況が来てから「この不況の原因は…」なんて言い出すんだから。
結局、文系科目って科学を「言い訳」のよりどころにしか使って無いのよね。


あ〜もう。
あたまわるい。じぶん。
来学期はもっと勉強しよ。