今日もCD紹介

相変わらずメモですが。

『Delights/SpitFunk』

Delights

なんかアレなジャケですが。
洋モノではありません。
日本のファンクバンドです。
知る人も知らないであろう超マイナーバンドですが、高2の頃から生暖かく見守ってます。
そもそもこのバンドを知るきっかけとなったのは親父さん。
父は公文教育研究会というところで働いているのですが、仕事で会った公文式教室の先生が「今度ムスコがCD出したのYO」って教えてくれたらしい。んでもって親父、CD屋を色々探してみるが、無い。
それもそのはずこのCD「いんでぃーず」という奴で、ビートルズと80年代ロックとクラシックをこよなく愛する父に見つけられる訳がない。
仕方ないのでCD屋の人に相談して2ヶ月もかかって取り寄せてもらったという曰く付きのCDがこのバンドのデビューシングル『Funk 2 X-Treme』(うわー。)である。
だがビートルズと80年(以下ry)父にFunkなぞ面白いわけもなく2分聞いた後
「なんかサックスとか入っとるぞ。お前分かるだろ。やる」
と宣ってくれました。

『Funk 2 X-Treme』ジャケット

まあジャケットのアレさ加減からも分かる通り当時アリスと80年代ポップスと吹奏楽をこよなく愛した私にもイマイチよく分からないアレなCDだったのですが、何故か5曲目の『Seed』だけは妙に気に入ってしまい、それ以来それとなく動向を注目してきた、というわけですたい。
さて、第一作についてはこれで良いとして、この第二作はどこから手に入れたのかというと、何と!TSUTAYAで借りました!
何故こんなマイナーバンドのCDがTSUTAYAに置いてあるのかというと、何を隠そう私がリクエストしたからです。
リクエストしてから一ヶ月くらいで入荷しました。意外とあっさり。
皆さんも「これは買いたくないけど聞きたいな」ってアルバムがあったら是非TSUTAYAに買わせよう!
…私以外に借りた人いるのかしら。
またしても前置きが長くなってしまった。
まあまあまあ。
で、このDelightですが、メロディックです。
無駄に格好良さを意識しているというか。
いつも思うのですが、格好良さを意識した音楽って必ず冷静に聞くとだっさいんですよね。あるいは自分がどう聞いても格好いい!って思う曲を人に聴かせると「え?ださいよ」って言われたり。
例えばある女性が「綺麗になりたい!」って意気込みで雑誌とか読みあさってセンスを磨いて色んな人の話を聞いて一生懸命努力して、遂にすごく綺麗な人になりました!
でももしかしたら私のようなあきば系なオサーンにとってはタダの近寄りがたいオネェ系に見えてしまったりするもので。
何の例えでしょうか。
まあ、誰でも綺麗と言う普遍的な美しさを持つ女性が仲間由紀恵くらいしかいないように、やはり音楽にも普遍的な格好良さはあまり無いんだなーって。
で、このアルバムにも冷静に聞いてみるとだっさいホーンフレーズが随所にちりばめられてるんですが。
でもやっぱ格好いいです。
ちなみにホーンセクションはA.sax,T.sax,B.sax,Tp×2です。
一作目のホーンアレンジは思わず赤面してしまうフレーズが満載だったのですが、二作目の今作はそれなりにこなれてきてて、あ、ちゃんと「ださいよ」って言ってくれる人がいたんだ。と思えます。
ま、高尚な音楽に慣れたPOMPの皆様方は「だっさー」としか思わないんでしょうが。
私は好きだし、かっちょE! と思いますよ。
バリサクを買ったらいずれやってみたいバンドです。
(POMPFunkLoveには結局一回も誘われなかったしね!ま、原因は分かってるんですが)

おまけ:
日本のファンクバンドで有名どころって言ったらどこなんでしょ。
教えてROMってる方。

おまけ2
親父殿

敬愛なる将軍様とは別人なので。
そこんとこヨロシク!