病気の話

さっきいろいろブログを見回してたらちぇの日記で持病の話をしてますた。
真似っこ。

アトピー

今は小康状態です。
昔はひどかった。夏などは色々掻きむしってた。
あまりに痒すぎて我慢ならなくなったので一回など紙ヤスリで皮膚を根こそぎ削り取ったこともある。そうするとリンパ液やら血やらが滲み出てきて、当然想像を絶する痛みを伴うものだった。
我が子の狂行を見た母はあまりの光景に(血だらけの両腕になお紙ヤスリを擦りつける小学生。ああ怖い)何故か烈火のごとく怒りだしたものだった。

母「兼士、あんたなんしようとね!血ぃーばでよろうもん!(兼士君、あなたは何をしているんですか?血が出ていますよ)」
私「しゃーしぃわくそばばー!かいんよりゃせきよう方がマシっちゃね!ぼてくりこかすぞ!(静かにして下さいお母さん。痒いのよりは痛い方がマシなんです。叩きますよ)」

あまりの痛さに思わず逆ギレですよ。
まあ結局痛みで痒みが取れたのもつかの間、結局皮膚の奥からまた痒みが湧いてきたので以降やっていない。
だが痒みに任せて掻いていたらいつの間にか血が出ていた、ってことはざら。
しかも検査によると自分は糖分と小麦粉アレルギーらしく、小学生の頃は甘いものを食べさせてもらえなかった。甘党なのに。
そんなアトピーですが、色々治療を続けているうちにいつの間にか小康状態に。
高校生の頃から今まで大きい発作が起きたことはないです。
でもこの小康状態はアトピー患者には良くあることらしく、20代で小康状態になったからといって調子に乗って不健康な生活を送っていると30代でまた激しく痒くなる、という症例が多数あるらしいです。
嫌だね〜。

これは持病ではないけれど。
1歳くらいの頃家のベランダでビール瓶を振り回していた私。
何時の間にやら瓶が割れてしまい、その破片で左手の小指を切ってしまったらしい。
始めにその現場を見た私の母によると、どうも私は痛みを全く感じていなかったらしく、勢いよく吹き出る返り血(?)で顔を真っ赤に染め上げ、無邪気な顔で瓶を振り回していたらしい。
そして瓶と一緒にぷらぷらと揺れる左手の小指。
とりあえず瓶をもぎ取って私を慌てて病院に運んだ所、どうも小指の半分ほどを切断していたらしく、くっつくにはくっつくものの神経や腱の問題からもう一生小指は動かないではないかとのこと。
両親はその医者を藪医者と勝手に判断し、その他色々な病院へ行ってみたところ、結局若い外科医の手によって私の小指は再び繋げられたらしい。
当初の診断とは違い、小指は何とか動くのだが第一関節が曲がらなくなり、第二関節もくの字型までしか伸びなくなってしまった。
今でも手と手を合わせて幸せ〜をやると右手小指よりも短い。
しかし、楽器の演奏には幸いながら支障はあるものの慣れでカバーできる。
イヤーヨカッタ。
写真をアップしようかと思ったんだけど、良い写真が撮れなかったので見たい方は直接どおぞ。